出会いを開拓するとき頭をよぎるのは婚活パーティーですが、参加した異性に相手されずひとりぼっちになってしまったら悲しいと思い参加を見送っている方、経験はあるけれど苦い思いをした方はけっこうおられますよね。「ひとりぼっちは恥ずかしい」「行く意味がない」その気持ち、わかります。そんな地獄絵図にならない方法があるなら勇気を出して婚活パーティーに参加できますよね。今回は婚活パーティーでひとりぼっちにならないために押さえるべきことについてご提案します。
婚活パーティーへ初めて参加する方へ
最近は婚活パーティーの形式が多様化していますが、初めて婚活パーティーに参加される方のために、まずはベーシックな婚活パーティーの流れを簡単にご紹介します。
持ち物
- 会費(WEBなどで支払いを済ませていない場合)
- 身分証
- 筆記用具
身だしなみを整えるのはあたりまえのことです。婚活パーティーに参加する場合、身分証の提示が必要です。予約時に支払いを済ませていない方は会費を持参し先に会計を済ませます。プロフィールカードや告白カードなど記入することが多々あるので筆記用具は持参しましょう。貸し出してくれるところもありますが、有料の場合があります。
婚活パーティーの流れ
- エントリーカードを記入する
- 受付
- プロフィールカードを記入する
- 1対1での自己紹介タイム
- 第一印象チェックカードに記入する
- フリータイム
- シャッフルタイム
- 告白カードに気に入った人の番号を記入する
- 発表
WEBや電話などで予め予約をします。当日は指定会場に到着したらエントリーシートに名前や予約番号を記入し身分証を準備、会計がまだの場合はお金を用意して受付に進みます。指定された席に座ったらまずはプロフィールカードに記入しましょう。
はじめは指定された席を活用し着席形式での会話がほとんど、1対1で5分程度自己紹介をしながらお話をし、どの人が良かったか第一印象をチェックカードに記入します。このカードによって誰が好感を持ってくれているかがわかります。
次にフリータイムに突入します。女性が着席しているところに男性が行くスタイルもあれば会場内を自由に動けるスタイルもあります。この後にリクエストカードを記入しトークタイムを設けたり固定された場をシャッフルしたりするパーティーもあります。
最後に告白タイムです。希望する人の番号(第5希望まで記入するパーティーもある)をカードに記入した後、運営側が集計し結果を発表します。
ひとりぼっちになるタイミングって?!
来場した際や運営側が集計をしている時間は皆がひとりぼっちなので気にする人はいませんが、不安や地獄を感じるタイミングといえばやはりフリータイムでしょう。自分の周りに誰も来てくれないと寂しいし恥ずかしいし、話しかけたのに無視されたり人気者に群がる人の輪に入れず端にいるとひとりぼっちなのだと感じますね。ひとりぼっちに打ちひしがれていたら何のために婚活パーティーに参加したのかわかりません。
ひとりぼっちにならないためのコツ
婚活パーティーでひとりぼっちにならないためには事前に準備しそれを貫くことが大事です。どのような準備をしていくべきか詳しく見ていきましょう。
第一印象が大事
私たちは相手と出会ったとき、どのような人か一瞬で判断しています。第一印象の判断基準はルックスと生まれ育った環境が作り上げた価値観でほぼ決まりますが、受けがいい印象を挙げます。
- 清潔感
- 笑顔
- 挨拶
- 積極性
清潔感
男女ともに求められるのは清潔感です。男性の場合、センスに自信がないならスーツを着て行くのも良いし、ショップの店員さんに相談してきれいめなカジュアルジャケットを選んでもらうのも良いでしょう。好印象なのはスーツをカジュアルに崩した感じです。女性はワンピースか堅苦しくないスーツ、またはお上品なアンサンブルにスカートを合わせるのも良いでしょう。
ルックスや収入に自信がある場合は別ですが、TPOを無視したようなファッションは不利、素敵なパートナーと出会うチャンスを逃しますよ。
笑顔
ほとんどの人は笑顔が素敵な人に惹かれますよね。待っているときはうつむかない、話をするときは口角を上げてニコニコ明るい話題を心がけましょう。
挨拶
「どうも」や「ねぇ」と言って話しかけられたり、こちらが丁寧に話しかけたのに「あぁ・・・」と返されたりしたら何だか見下されている気がして不快です。当たり前ですが「こんにちは」「はじめまして」など丁寧な言葉を用いましょう。また、相手に敬意をはらうのは常識だし、言葉遣いが悪いと思われた時点でこのパーティーでの婚活は終了、仲良しと話すような馴れ馴れしい言動も避けましょう。
積極性
ここでご提案する積極性とはガツガツすることではありません。悪い例としてフリータイムになったときバーゲンに行くかのようにお目当てめがけて突進していく様子、これはお相手に引かれます。男女ともにスマートな立ち振る舞いを心がけましょう。
積極性とは話のなかで「凄いですね」「素敵ですね」「同じです」「もっと知りたいです」など気に入った人に対して「あなたのことをもっと知りたい」という気持ちを出すことです。ポイントはお相手を褒めたり同調したり言葉で明確に知りたいと言ったりすることです。
立ち振舞い編
ひとりぼっちにならないためには「出遅れること」を避けなくてはなりません。抑えるべきポイントをご紹介します。
- 会場には余裕を持って入る
- プロフィールカードを丁寧に書く
- 自己紹介タイムではメモを取る
- 待ち時間は観察に徹しスマートフォンを見ない
- 友だちとつるまない
- お目当ての人はできればひとりに絞る
- たとえひとりぼっちになっても仲間を作らない
会場には余裕を持って入る
予めチェックしできれば開場とともに入店するのが望ましいですが、余裕を持って会場入りしましょう。何事においても知らないところにいきなり投入され行き当たりばったりな行動で成功することはありません。会場のどこに何があるか把握したりプログラムを見て頭に入れておいたりして起こり得る出来事を想像し2つ3つ先を考えられると物事は有利に働きます。
プロフィールカードは丁寧に書く
婚活パーティーでひとりぼっちにならないためにはこのプロフィールカードの記入が大事になってきます。ギリギリに到着し乱筆で適当に書いてしまったり空欄があったりしたら印象は薄くなるしやる気を感じませんよね。
自己紹介タイムではメモをとる
自己紹介タイムは1対1でお相手の顔を見て話しますが、このときにお相手と話したことや印象をメモしましょう。相手にとってはやる気を示せ、後ほど自分がお相手を絞るときの参考になり一石二鳥なのです。例えば告白タイムのときカードに第5希望まで記入可能なのに第2希望くらいまでしか印象にないと書けないし困る、これって損していますよね。
待ち時間は観察に徹しスマートフォンを見ない
婚活パーティーでは早めに会場へ入ったり次のイベントに写ったりする際に少々の待ち時間が生じます。ひとりぼっちにならないためにはこの時間を活かさなくてはなりません。例えば異性のルックスやファッションセンスや立ち振る舞いをしっかりと見たり(見た目を良くしていても動作によってその人の本質がわかるから)強敵になりそうな同性をチェックしたり(明らかに勝ち目がない同性と同じ人のとことにはアプローチしないなど)、誰が誰を目当てにしているか観察したりすることで戦略を練ることができます。
退屈な時間だから男女ともに多くがスマートフォンを見たり操作したりしていますが、大勢のひとりになってはいけません。婚活にきているのだからそれ以外の行動をとらないしっかりとした人をアピールしましょう。
友だちとつるまない
ひとりぼっちになるのが怖いからと友だちと一緒に参加する人がいます。うちわで盛り上がっている集団に誰が声をかけようと思いますか?!またお目当てを見つけたり、つるんでいたりすると不利と感じると「婚活パーティーの意義」を大義名分にしてあっさりと一緒に来ている友だちを切ってしまうので結局ひとりぼっちになることが想定されます。不安な気持ちはわかりますが、多くはひとりで参加されているので基本はひとり参加をおすすめします。
お目当ての人はできればひとりに絞る
自己紹介タイムやフリートークのときにいい感じになり「素敵」と思ってかけ引きをしている人が自分と話した後に色々な人に声をかけ仲良く様子を見てどう思いますか?!たしかに婚活パーティーでは多くの異性と出会えるのがメリットです。しかし都合のいいことですが不特定多数の異性と話をするような人に好感は持てませんよね。気になる人を一人に絞って本命であることを会話のなかで匂わせましょう。
たとえひとりぼっちになっても仲間を作らない
ひとりぼっちになったとき焦って同じ境遇の人を探し話してしまうことがあります。そこでの会話はネガティブな内容になるのは間違いありません。そんなひとりぼっち同士でつるんでいるなかにあえて声をかける異性はいませんよ。少しの時間ひとりぼっちになってもどんと構える、落ち着いて行動するようにしましょう。
女性は待ったほうが良い
男性は狩猟本能がある生き物、自分から声をかけた女性への印象が深くなります。だからガツガツお目当ての男性に引っ付いて回ったり会場をウロウロし男性に声をかけまくったりするより上記でご紹介した準備をして待ったほうが収穫があります。たとえ第一希望の男性が来てくれなくても好意を持って話しかけてくれた他の男性と趣味などが合えばその方とカップル成立する可能性がありますよね。
まとめ
清潔感があって礼儀正しく笑顔が素敵な人はひとりぼっちになることはありません。ルックスを磨くのはもちろんですが、婚活パーティーでどのように立ち振舞うか事前に頭に入れ準備をして会場へ行きましょう。